小田原城
(神奈川県小田原市)


北条早雲に始まる後北条氏5代の本城であった。
秀吉の小田原攻めで北条氏滅亡後、その旧領は家康に与えられ、小田原城は徳川譜代の大名の居城となり、老中稲葉正則の代に修築された。

鶴ケ城
(福島県会津若松市)


天正のころ蒲生氏郷が築城、のち幕末まで松平氏の居城であった。戊辰戦争では激戦が展開され、白虎隊の悲劇のあった飯盛山はここから東北2キロのところにある。

弘前城
(青森県弘前市)


津軽藩の津軽氏によって江戸後期に築かれ、小さいながら天守は現存する数少ない天主の一つである。
明治以降市民の寄贈で桜が植えられ桜の名所となった。

松前城
(北海道松前町)


北海道唯一の大名松前氏が安政元年、幕府の命で北方防備のため築いた。
函館戦争で土方歳三率いる旧幕軍の攻撃を受け落城。今日里桜の名所である。

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